ドル・円は底堅い値動きか、世界経済に底入れ期待も根強い警戒

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は底堅い値動きか、世界経済に底入れ期待も根強い警戒」

 本日5日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。世界経済の底入れ期待を背景に安全通貨のドル買いはひとまず縮小の見通し。ただ、米中貿易摩擦の再燃や米景気後退への警戒感は継続しており、対主要通貨でのドル売りは限定的とみる。

 トランプ米大統領は3日、テレビでのインタビューで米国内での新型コロナウイルス感染による死者数が自身の予想を上回り、今後10万人に達するとの見通しを示した。半面、複数の州が経済活動を段階的に再開するなか、有力エコノミストは世界経済の底入れの可能性に言及し、市場の収縮ムードを和らげている。5日のアジア市場では、欧米株高観測を背景に安全通貨のドルは全面安となった。ドル・円は一時106円50銭台に値を下げている。この後の海外市場でも世界経済の先行きへの過度な懸念は後退か。ただ、今週末の雇用統計は急激な悪化が見込まれており、リスク許容度が高まるとは想定しにくい。今晩の4月ISM非製造業景況指数はリーマンショック以来の低水準とみられ、景気後退が意識されればドル売りは弱まるだろう。ウイルスの発生源をめぐる米中対立が貿易協議決裂につながりかねない点も、ドル買い要因になるとみる。

通貨別分析

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Source: マネ育チャンネル