ドル・円は伸び悩みか、ECB理事会後のユーロの値動きを見極め

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、ECB理事会後のユーロの値動きを見極め」

30日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。主要国の経済指標の悪化が嫌気され、安全通貨のドルに買いが入りやすい。ただ、欧州中銀(ECB)が緩和措置を決定しても、ユーロ売りは限定的となりドル買い圧力は弱まりそうだ。

米連邦準備制度理事会(FRB)は28-29日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り政策金利の据え置きを決定。ただ、新型コロナウイルスの影響による経済へのダメージを抑えるため、回復基調に向かうまであらゆる政策手段を行使する方針を示した。それを受け、ドルは資金需要のひっ迫懸念の後退で主要通貨に対して弱含んだ。一方、本日発表された中国の製造業、非製造業のPMIは50前後とおおむね想定通りの内容となり、アジア株高を手がかりにリスク選好的な円売りに。ドル・円は106円80銭台に浮上する場面もあった。

この後の海外市場では、注目材料が目白押しで複雑な値動きが予想される。夕方のユーロ圏域内総生産(GDP)は急激な悪化が予想され、先行きを警戒したユーロ売りがドルを押し上げる見通し。ただ、その後のECB理事会では資産買い入れの拡大など一段の緩和的な措置が見込まれる。通常ならユーロ売りの要因となるが、逆にユーロをサポートする可能性から、ドルの押し上げ効果は限定的となろう。また、米新規失業保険申請件数は改善するものの、来週の雇用統計を前に想定外の悪化に思惑が広がりやすく、ドル買いは抑制されそうだ。

通貨別分析

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Source: マネ育チャンネル