【ドル円】「アフター・コロナ」の相場材料

 

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4月28日(火)ドル/円

基調
もみ合い

目先の注目材料
・米長期金利、主要国株価、国際商品価格

「アフター・コロナ」の相場材料

米国のトランプ大統領は昨日、中国の武漢で発生し、その後世界中に感染が広がった新型コロナウイルスを巡り、中国に損害賠償を請求する可能性を示唆した。
「我々は中国に不満だ」「なぜならウイルスの発生源で止める事ができたはずだからだ」と述べ、「素早く食い止められたはずだし、そうしていれば世界中に拡大しなかったはずだ」と強調。
ドイツの新聞が、新型コロナウイルスによる経済的損失に対して中国はドイツに賠償金1650億ドルを支払うべきだとする論説を掲載した事を引き合いに出し、「我々も検討している」「米国はドイツが考えている金額よりもはるかに高い額を話し合っている」と述べた。
仮に今後、米国内で賠償請求の議論が本格化すれば米中の対立が鮮明化する事は避けられないだろう。
その場合、市場への影響としてまず思い浮かぶのは株安・円高の動きだろう。

ただ、中国から米国への賠償支払いは人民元安・ドル高要因となり得る上に、対立が鮮明化すれば「有事のドル全面高」を誘発する可能性もある。
そうなるとドル/円は下方向よりも上方向に動きやすくなるのかもしれない。
賠償金という極めて繊細な問題だけに、この先どのように展開するのか読みにくいところではある。
とはいえ、新型コロナウイルスの感染拡大が峠を越えたように見える中、「アフター・コロナ」の相場材料のひとつとしてシミュレーションを行っておいても損はないだろう。

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Source: マネ育チャンネル