ドル・円は底堅い値動きか、低調な米国の経済指標や企業業績を注視

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は底堅い値動きか、低調な米国の経済指標や企業業績を注視」

15日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。新型コロナウイルスの感染拡大への過度な懸念は一服。ただ、今晩発表の米国の経済指標や企業業績は低調な内容が見込まれ、安全通貨のドルに買いが入りやすい展開となりそうだ。

米国での新型ウイルス感染で死者は2万3000人を超え、このうちNY州は1万人に達した。半面、同州では新規感染者が減少に転じたほか、死者はピークを越えたとの見方が広がる。そうしたなか、米連邦準備制度理事会(FRB)による資金供給措置を背景に、前週からドル売りに振れやすい基調が続く。本日アジア市場は日経平均株価など株価指数の軟調地合いでややリスク回避的な円買いが強まり、主要通貨は対円で下落基調に振れた。ドル・円は値ごろ感から国内勢に買い戻されたが、一時的に107円を割り込む場面もあった。

ただ、この後の海外市場ではドルの買い戻しに警戒したい。今晩発表される米国の小売売上高は前月比-8.0%と、2月の-0.5%から急激な落ち込みが予想される。また、NY連銀製造業景気指数も-35.0と、リーマンショック時並みの低水準に悪化する公算。経済指標の下振れはある程度織り込まれているとはいえ、ロックダウンの影響に懸念が再燃。また、本格化する企業決算でも主要金融機関などから悲観的な業績見通しが示され、株売りを誘発する可能性がある。その際には安全通貨のドルが選好され、ドル・円は底堅い値動きになろう。

通貨別分析

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Source: マネ育チャンネル